ゲレンデ照明のLED化をご準備ください !

1.ゲレンデ照明のLED化をご準備ください ! 水銀灯も安定器も生産中止に。

ご存じと思いますが、東日本大震災による原子力発電所停止を契機に日本の既存照明は2020年までに生産中止になります。(添付記事参照)
すでに2015年からパナソニック社をはじめとした日本の大手照明メーカーは白熱球、安定器、水銀灯球の生産を終了しています。
水銀灯や特殊照明については岩崎電機社がまだ製造していますが、すでに特注扱いで価格も高くなり、これも2020年には終了する予定です。

スキー場ゲレンデ照明のLED化は、いままでLED投光器の光量が足りず、価格が高く、寒冷地での実用に不安があったことから導入に躊躇していました。
しかしながら、水銀灯も安定器も生産終了してしまっている現在、今後、老朽化した安定器が故障し、水銀灯が切れてしまうとLED投光器に変えざるを得ません。

弊社あかりみらいではゲレンデ照明向けLED投光器について、数年前からアンヌプリスキー場様、ばんKスキー場様、オーンズスキー場様のご協力を得て、各照明メーカーの点灯実験を行っており、昨シーズンはオーンズスキー場様にて実装し、全面採用の評価をいただきました。
光量については既存のメタハラ1500W, 2000W級の水銀灯にも対応できることが証明されました。(添付記事参照)
価格についても省エネ投資として回収可能なレベルになっています。
心配された氷雪の付着についても、LEDの前面発光面、後面ヒートシンクともに高温となることから点灯時の氷着は見られませんでした。
また、技術の進歩により、従来困難であった電球色の投光器も開発されています。
400V配線のゲレンデでは高額なトランスの200V降圧工事が必要でしたが、LED投光器の方を400V対応にすることでこの問題も解決しています。
これらのことからもうすでにゲレンデ照明のLED化は実用段階となり来シーズン以降に向けての検討が必至となっています。

ここでみなさまお気づきでない注意点としてLED投光器の重量の問題があります。
点灯実験では各メーカー製品で光量の問題はクリアできると書きましたが、大型LED投光器はヒートシンクが非常に重く、メーカーによっては30kgを超えるものもあります。スタジアム照明やゴルフ練習場などでは高所作業車により設置可能ですが、スキー場ゲレンデには高所作業車は入れませんし、ステーが持ちません。
現実の取り付け工事では、積雪期に雪上車かスノーモービルで投光器と作業員を運び、投光器は人力で滑車で釣り上げ、ポールに昇った作業員が片手で持ち上げ、アームに取り付けることになります。プロレスラーでもなければ片手で30kgの投光器を持ち上げることはできません。(工事写真画像参照)
現在、世界最新の大光量LED投光器は500W級で10kg程度のものも出てきておりレンズの技術進歩で遠方まで光を飛ばします。
次の降雪期までゲレンデ工事は困難です。まだ、積雪のあるうちに点灯実験、照度設計など来期に備えて検討を始めることを心からお勧めします。

2.電力自由化で数百万円のコスト削減 !

北海道の電気料金は日本一高いことをご存じですか。福島被災地賠償と廃炉費用に苦しむあの東京電力より15%も高い電気料金単価で、さらに日本で一番高い使い方をしているのが北海道のスキー場です。スキー場は一年間で一番電気を使うデマンドピーク時のkWの基本料金を、オフシーズンでも一年中支払っています。

この電気料金を一銭の投資も不要で数百万円も下げることができるのが電力自由化です。
昨年4月に完全自由化になった電力自由化は1985年橋本内閣からスタートしている日本政府の産業振興策であり景気対策です。
電力会社を変更することだけでスキー場の電気料金の数パーセントから十数パーセントの削減が期待されます。(添付記事参照)

ただし、この電力契約先変更で最大のリスクは弱小安売り新電力の倒産・撤退リスクです。
値段だけで契約先を決めた多くの企業・自治体の中では、昨年3月に日本ロジテック共同組合が倒産してしまい、北電から送電停止通知を受け、電力自由化最終保障約款により120パーセントの割増単価で供給を受けることになってしまったところも多くあります。

スキー場にとって電力自由化はまちがいなく絶対下がるコストダウン策ですから、いますぐ試算してもらって決断してください。(試算チラシ参照)
選択の基準は資本金、自社電源の有無、実績件数です。
信頼のおけない新電力は避けて実績ある大手を選択することをお勧めします。(添付新電力シェアグラフ参考)
特に自治体の入札においては価格だけで決める一般競争入札だけは避けてください。

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